自分の部屋を地震で揺らしてみよう

建設工学科・地圏科学研究センター 基盤構造工学研究室


大きな地震が来ると大きな家具や電化製品などが倒れたり,落ちたりして,家の中にいる人がけがをしたり,ドアをふさいで避難を妨げたりすることがあります.みなさんの部屋は本当に大丈夫ですか? 考えてみたことがありますか? 防災のヒケツは、自分の安全をまず考えることです。そして自分の身の回りのことから地震によって生じる危険を考えていくことで,家の耐震性,地域の防災へとだんだんと防災への関心が高まっていくものです.


このテーマでは,高速に計算ができるコンピューターを使って,大きな地震がきたときに皆さんの部屋でどんなことが起きるのか調べてみます.

右の図は,実際の部屋をモデル化して家具の動きを調べてみたものです.まず,コンピュータの中に皆さんの部屋を再現します(図1).次に,平成7年兵庫県南部地震(阪神淡路大震災・最大震度7)の揺れを与えて,家具の動きを計算し,アニメーションにします.

地震の大きな揺れで,家具の上に積んだ水色の家具が滑って落ちてしまうことがわかります.また,少し後れて,背の高い緑色の家具も倒れてくることがわかります.

図1.地震がくる前の状態
図2.大きな揺れで上に積んだ家具が落ちてきた
図3.背の高い家具も倒れてきた
last update:4/20/2004